運用報告書
投資信託の運用期間中の運用実績や経過、信託財産の内容、有価証券売買状況などについて一定期間ごとに投資信託委託会社により作成され、取扱い販売会社を通じて投資家に交付される報告書です。
運用報告書は、当該信託財産の計算期間の末日である決算日(一般に年1回)ごとに作成されますが、計算期間が6ヵ月未満のファンドについては6ヵ月ごとに作成されます。ただし、MRFは日々決算を行う投資信託ですが1年ごとに作成されることになっています。運用報告書の記載内容は、「設定以来又は5期間の運用実績」、「基準価額と市況推移」、「運用経過等の説明」、「分配状況」、「1口当たりの費用の明細」、「組入株式の個別銘柄等資産の明細」、「売買及び取引の状況」、「主要な売買銘柄」、「利害関係人との取引状況等」、「信託財産の構成」、「資産、負債、元本及び基準価額の状況や損益の状況」、「投資信託財産運用総括表」等がグラフや図表等を利用しながら、また、当期と前期が比較できる形式で報告されます。また2003年6月末以降からは、運用報告書に問合せ先の名称や電話番号も記載されています。
整体師は吟遊詩人として、ときどきファルドー農園を訪れていた。理由はただひとつ。娘のポルガラと幼いガリオンに逢うためだ。
しかし、ガリオンが14歳のとき、リヴァから《アルダーの珠》が盗まれるという事件が発生する。さらに、ファルドー農園の新しい働き手としてブリル(Brill)という男がやって来て、エラスタイドの日にマーゴ人がガリオンらしき人物を探していることを知ったベルガラスはポルガラと相談して、ガリオンを連れて夜のうちに農園を出ることを決意する。彼はポルガラ、ガリオン、鍛冶屋のダーニクとともにファルドー農園を後にする。
【恐ろしい熊】バラク(Barak)・【案内人】シルク(Silk)・【馬の首長】ヘター(Hettar)を仲間に加え、ボー・ワキューンの遺跡にたどり着いたとき、ベルガラスはガリオンにペンダントをプレゼントする。それは彼お手製の銀の護符であり、一族は代々肌身離さずつけてなくてはならないものだと説明する。【弓師】レルドリン(Lelldorin)と【護衛の騎士】マンドラレンを加え旅をすすめるが、猛獣アルグロスの毒の爪にやられ、レルドリンが戦線離脱してしまう。また、チャンダーの魔術で混乱したガリオンが突然、旅の一行から外れる事件が起きてしまう。そのとき、ベルガラスはポルガラとともに護符の力でガリオンを正気に戻した。
粗大ごみに入場した際、ケンカを売るアンドリグ男爵(Andorig)に、ベルガラスは小枝を植えて成長させ、リンゴを実らせる魔術を披露する。以後、アンドリグはこの木を懇切丁寧に世話するようになる。
それからウルゴランドへ向かうが、道中、岩狼と遭遇してしまった。そのとき、ガリオンとポルガラが狼の姿のポレドラの幻を見せると、ベルガラスはしばらくふさぎの虫に襲われてしまう。が、しばらくしてウルゴランドに着くと、ふさぎの虫はすっかりいなくなっていた。彼はゴリムに【盲目の男】レルグ(Relg)を紹介してもらう。新しい仲間を迎えた一行は、クトゥーチクの待つラク・クトルに到着する。ラク・クトルの牢獄で、彼は今まで見つけられなかった【絶えた種族の母】タイバ(Taiba)を見つける。しかし、クトゥーチクとの死闘で、彼は気力も体力も消耗してしまう。
しばらく眠り続けていたベルガラスだが、アルガリアの砦で目を覚ます。すっかり回復した彼はリヴァへ向かい、《アルダーの珠》が【珠かつぎ】の少年エランド(Errand)によって元の場所に戻され、ガリオンが《珠》に触れる光景を見る。そこで、彼はガリオンこそが長いあいだ空位だったリヴァの国王ベルガリオンであることを、人々の前で明かすのだった。
不用品回収により、彼はシルクとともにトラクを倒しに行くメンバーに選ばれる。朝早く、3人はリヴァを抜け出し、ドラスニアの湿地帯を東へ抜けてガール・オグ・ナドラクへ向かい、東方大陸と西方大陸の間にある小さな諸島(通称:《陸橋》)を目指す。途中、ボクトールで見つかり、ポレン王妃(Pollen)を説得したり、ガール・オグ・ナドラクの北にあるモリンド人の土地で悪霊使いの一族に出会い、《夢見師》に扮したシルクが口八丁で作り出した悪魔アグリンジャ(Agrinja)を呼び出して、悪霊使いが読んだ悪魔ホージャ(Horja)と戦ったり、陸橋を渡るまでにいろいろな事件に巻き込まれる。
陸橋を渡り、東方大陸に渡ったベルガラスたちは、トラクの眠るクトル・ミシュラクに到着する。トラクの鉄塔の地下室で、爆発音の後に彼らが見たものは……ダーニクの亡骸にすがりついて泣きじゃくる娘ポルガラと、エランドを守ろうとする甲冑姿のセ・ネドラ、そして失望するかつての『兄弟』ゼダー(Zedar)の姿だった。怒りに身を震わせたベルガラスは、言い訳するゼダーと魔術による壮絶な戦いを繰り広げ、彼に死よりも辛い『未来永劫の苦痛』を与えた。
トラクが覚醒したのに対し、身動きひとつとれないガリオンに代わってトラクに飛び掛るも、彼はあっさりと投げ飛ばされてしまう。が、ガリオンの身体を金縛り状態にしていた予言の声が対決の時を悟り、ガリオンを解き放つと、ガリオンは剣術と魔術を駆使した壮絶な戦いの末、トラクを倒す。
すべてが終わったあと、トラク以外の神々が死んだ家族を引き取りに来たとき、ポルガラはダーニクを生き返らせて欲しいと懇願する。ダーニクの蘇生には神々全員の賛成が必要条件となるのだが、自身の民をトルネドラ人に殺されたマラは憤怒して断る。しかし、ベルガラスは『永遠の奴隷』となっていたマラゴー人女性タイバの存在を教える。マラは納得し、ダーニクはポルガラと同等の魔術を使える者として復活した。
リヴァ城で結婚したポルガラとダーニク、それからエランドとともに《アルダー谷》へ帰った彼は、娘夫婦が修繕して住むという、ポレドラの小屋を見て寂しさを感じる。小屋の修繕も済み、自身の塔に帰ったところへ、アンガラク人国家を偵察していたベルディンが現れる。ベルディンの口から出た『サルディオン』という言葉に、彼は興味をひかれる。サルディオンの正体を突き止めるべく旅をしていた彼だが、これといった成果を得られないままアルダー谷に戻る。
トラクとの戦いから2年が過ぎたある日、ベルガリオンとセ・ネドラの不和を知ったポルガラに連れられてリヴァに向かう。『孫』夫妻の問題はどうにか娘が解決してくれそうなので安心していたが、翌日、ベルガリオンとエランドから不吉な言葉を聞かされる。
「ザンドラマスに気をつけよ」
玉座の後ろの壁に立てかけてあるリヴァ王の剣にはめられた《アルダーの珠》が赤く光り、予言の声がそう告げた――ベルガリオンとエランドの説明に、彼は興味を持つ。リヴァの書庫にある書物を調べる仕事をベルガリオンに任せ、自身も東方大陸で探索に入る。
ボー・エボール卿(Vo Ebor)の死に伴う問題で、彼の若妻を保護しているマンドラレンと相続人のエンブリグ(Embrig)の間で戦争状態に陥ったとき、それを止めようとベルガリオンが雷を呼び起こしたことに、ベルガラスは大いに怒る。自然現象を扱う魔術は周囲の環境に十分配慮しないと、世界中の気候が激変してしまうのだ。彼らアルダーの弟子たちは異常気象を元に戻すため、世界のあちこちで魔術を駆使したのだ。
ベルガリオンの《指南役》として、予言に出てくる仲間を揃え、高僧グロリムや悪魔といった、これまで以上の強敵と戦う仲間たちをフォローし、謎を解いていく……西方大陸から東方大陸に探索の舞台を移していくなかで、彼は愛しい女性(ひと)と再会し、新たな『兄弟』と出会い、今まで隠されていた真実を知る。
そして、《光と闇の最終対決》を見届けたあと、様々な出逢いと別れを経験することとなる。旅の仲間や悪友ベルディンの旅立ち、妻ポレドラとの完全なる再会と娘ポルガラが産んだ双子の孫……新しい予言のもと、世界は動き出す。